いつもRickyを応援して頂き本当にありがとうございます。
突然の発表で大変恐縮ではございますが、この度わたくしRickyは、今後の歌手活動をより万全に長く継続していくため【喉の手術】を受けることを決意致しました。それに伴い、2017年5月13日に行われますDASEINツアーファイナル@新宿ReNYをもちまして、Rickyソロ / DASEIN / RIDER CHIPSなど、わたくしRickyが関わるプロジェクトの全ライブ活動を当面の間休止させて頂く事をここにご報告致します。
<喉の状態について>
数年前から喉に違和感を感じ始め、声(特に高音)が思うように出せなくなっており、2016年8月、知人に紹介して頂いた病院で検査したところ、【左ポリープ様声帯】という診断を下されました。
ポリープ様声帯とは(自分は左側の声帯)
https://health.goo.ne.jp/medical/10F40700
この「左ポリープ様声帯」をしっかりと治癒させるためには手術が必須で、術後最低でも2ヶ月~3ヶ月は静養しなければいけないとの事でした。しかしながらその診断が下された昨年8月の時点では、ライブが2ヶ月以上空くという期間がなかったため、今日まで先延ばしにせざるを得ませんでした。
もちろん、診断を下された時点で全てのライブ活動を中止し、手術を受けるという選択肢もございましたが、担当医様からの「すぐにライブ活動を中止しなくてもしっかりとケアをしながらであれば歌う事は可能である」というお話と、各プロジェクトのメンバーの皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をお掛けしたくないという思いもあり、すでに決定しているスケジュールにつきましては、しっかりと喉をケアをしながら歌い切るという選択を致しました。
<公表のタイミング>
そのスケジュールの中には、今年3月から始まります「Coconial DASEIN TOUR 2017[FEATURE≒FUTURE]~今、此処に在る事が愛しくて~」も含まれており、担当医様には、2017年のDASEINツアーが終わったタイミングで手術をお願いしたいという旨を診断を受けた際にお伝えしました。
いつも応援してくださっている皆様には、もっと早くお伝えしたかったのですが、あまり早くに公表してしまうと、その後行われるライブのたびに喉の心配や不安な気持ちを必要以上に抱かせてしまい、ライブ自体を楽しめくなるのではないかという事と、仮に[FEATURE≒FUTURE]ツアー後に公表した場合、応援してくださる皆様に直接今回の件についてのお話が出来ないまま休養に入ってしまうので、それも出来れば避けたいという思いから、このタイミングでの公表に至った次第であります。
<喉の手術について>
私自身、約20年の音楽人生、歌手生活において【喉の手術】というものが初めての経験になりますので、若干の不安と怖さはございますが、手術を受けるからには必ず今よりも良い喉のコンディションでステージに復帰したいと願っております。これはもう自分自身と執刀してくださる先生を信じるしかありません。
<復帰の目標>
これまで長く歌い続けて来たことも考慮し、大事を取って少し長めにお休みを頂きたいと考えております。復帰の目標としましては、術後の経過にもよりますが、希望的観測のもと10月の初めぐらいにRickyソロで復活ワンマンライブを開催したいと、、、心の中で計画しております。
<DASEIN ニューアルバムについて>
昨年の12月よりDASEINニューアルバム「唯、此処に在る事が愛しくて」のボーカルレコーディングを行って参りました。当然、喉は手術前の状態ですので決して万全とは言えません。しかしながらライブ同様、喉のケアをできるだけ入念に施し、自分なりにコンディションを整えたうえでレコーディングに臨みました。
おそらく多少のかすれやザラつきなどはあるかもしれませんが、それもこれまで長年に渡り、私Rickyの歌を支え、声を、想いを共鳴させ、皆様に届けてくれていた勲章の証だと、出来る限り前向きに捉えて頂き、又、この「唯、此処に在る事が愛しくて」という作品を、そしてその中に刻まれたわたくしRickyの想いと今出せる精一杯の声を温かく迎え入れ、受け止めて頂ければこれ幸いであります。
<Coconial DASEIN TOUR 2017>
3月より始まりますDASEIN全国ツアー[FEATURE≒FUTURE]~今、此処に在る事が愛しくて~につきましては、約15年ぶりにリリースされるアルバムを引っさげての記念すべきツアーになりますので、今まで以上に気合いを入れて準備したいと考えています。現段階ではこのツアーならびにツアーファイナルがわたくしRickyの今年決まっている全てのライブとなります。もちろん復帰する気持ちは強く持っておりますので、そうならないようにしっかりと療養するつもりではございますが、人生良くも悪くも明日がどうなるかは誰にも予測がつきません。
もしかしたらこれが自分の歌手人生のラストツアーになるかもしれない。それぐらいの想いで、最後の新宿ReNYまで、喉のケアを怠る事なく、真剣にDASEINと向き合い、歌と向き合い、ザイナーのみんなと向き合いたい。そして、自分が万全ではない状況だからこそリアルに感じる【唯、此処に在る事】【今、此処に在る事】【今、此処で歌える事】の素晴らしさ、有り難さ、愛しさをしっかりと噛み締め、このツアーに参加してくれる全ての皆様と心ゆくまで存在を分かち合いたい…そう思っております。
<お詫びと今後について>
いつも応援してくれるA☆myならびにザイナーの皆様には、突然の発表と、お伝えする時期が遅くなってしまった事を心よりお詫びしたいと思います。本当に申し訳ございません。ここ数年、度重なるライブでの喉の不調によりご心配をおかけしてしまった事も本当に申し訳なく思っています。
ただ、今回の事で、これまで私を悩ませていた喉の不調の原因もはっきりしましたし、手術によって声の調子が回復するという事を前向きに捉えれば、ここ数年のはっきりしない不安定な状況よりは明らかに希望、期待の持てる決断だと確信しております。
この後、DASEINツアー、Crazy Monsters、インストアイベントなど、お会い出来る機会もまだまだ沢山ございます。今回の発表を受けて、いくら前向きな決断とはいえ、ご心配の声や励ましのお言葉を掛けて頂く事もあるかもしれません。もちろんそのお気持ちは有り難く受け取らせて頂きます。
ただ、私自身がその場で落ち込んだ姿を見せたところで喉が良くなるわけではございませんので、出来れば普段と変わらぬ「いつものRicky」として皆様の前に登場したいと考えております。
むしろ今まで以上に皆様との貴重な時間を大切に過ごしたいとさえ思っております。せっかく同じ時間を共有できるのであれば、お互いに出来るだけ笑って楽しく過ごせたほうが有意義ですから。
なのでもし「喉、大丈夫?」と聞かれたら「ぜーんぜん大丈夫じゃないよねー!」って笑って答えますね(笑)
<最後に>
そんな一連の想いも込めまくりで作り上げたDASEINの最新アルバム「唯、此処に在る事が愛しくて」、それを引っさげての全国ツアー…できるだけ沢山のザイナーと、今DASEINが此処に在る事、今あなたが此処に在る事を喜び、祝福し、分かち合えたら最高に幸せであります。そして、この手術という試練をしっかりと乗り越え、また一つ新たな経験を得て【HYPER NEO SOLOIST】としての成長に繋げられるよう前を向いて進みたいと思います。
それではA☆myならびにザイナーの皆様、引き続き応援のほど何卒宜しくお願い致します。
HYPER NEO SOLOIST Ricky
<追伸>
まだ確定ではございませんが、DASEINツアー終了後、5月末か6月頭にDASEINでの旅行を計画しております。その場合は、その旅行が手術前の最後のイベントになるかと思います。また何か進展がありましたら改めてご連絡させて頂きます。